六代目山口組を苦しめる呪縛「特定抗争指定」が続く中、あの大物組長は冤罪濃厚か
暴力団社会を縛る「特定抗争指定」が、皮肉にも弱体化した対立組織を守る「防壁」と化しているようにも見える。一刻も早い解除を狙う六代目山口組に対し、沈黙を守る神戸山口組ら3組織。事実上、抗争は終了していると思われる中、業界の注目は六代目側に電撃復帰した名門・五代目山健組の中田浩司組長の控訴審だ。一審無罪という判決を経て、司法の下す結論とは――。
UL編集部
2026.03.05
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五代目山健組・中田浩司組長
六代目山口組にとっては「特定抗争指定暴力団」という包囲網を一刻も早く解除させたい足枷(あしかせ)に違いない。だが、当局が対立組織と認定している神戸山口組、池田組、絆會からすれば、そうではないのかもしれない。むしろ自分たちが特定抗争指定暴力団に認定されているおかげで、当局に“守られている”側面が生まれている可能性すらある。
本来、抗争状態にあると当局が認定した当該組織に対し、その活動に制限をかけ、これ以上、抗争を激化させない役割が「特定抗争指定暴力団」制度のはずだ。だが実際はどうだろうか。