六代目山口組最高幹部と住吉会最高幹部の「世紀の兄弟盃」が白紙になった真相【山口組特別取材班】

巨大三勢力が静かに動いた。そのわずかな振動が業界全体の均衡を揺るがしかねない“盃外交”の中枢で、六代目山口組と住吉会の兄弟盃が突如として白紙となった。六本木・稲川会本部前で切り取られた一枚の写真。その背後で進んでいたのは、歴史的儀式の準備と中止、そして新たな盃の水面下での胎動だった。
UL編集部 2025.11.21
サポートメンバー限定
<i>白紙となった盃事に関連しても、その名が取り上げられた六代目山口組の髙山相談役(左)と竹内若頭(右)</i>

白紙となった盃事に関連しても、その名が取り上げられた六代目山口組の髙山相談役(左)と竹内若頭(右)

 写真週刊誌「フライデー」は10月30日午後1時、警視庁が警戒する中で、東京・六本木の稲川会本部に六代目山口組・竹内照明若頭が入っていくのを激写した。竹内若頭と稲川会のトップ・内堀和也会長は五分の兄弟分だ。その関係性からも竹内若頭が稲川会本部を訪ねることは、特段、不思議なことではない。だがその背景に、六代目山口組最高幹部と稲川会と並ぶ関東の雄・住吉会の最高幹部が兄弟盃を交わすことが関係していたとすれば、どうだろうか。

 この時、写真を激写した「フライデー」サイドも、その真の目的は知らなかったはずだ。それは「フライデー」だけではない。当取材班以外、その事情を知るメディアはいなかっただろう。

 すでにYouTubeなどでも話題となっている、六代目山口組若頭補佐・五代目山健組の中田浩司組長と住吉会会長代行・加藤連合会の小坂聡会長の兄弟盃の儀式は、場所も日時も設定されていた。それがなぜか、白紙となったのだ。さまざまな噂が錯綜する中で、当取材班だけが知る裏事情を徹底分析。本当はそれだけではない。もう一つの盃は挙行されるのだが、それを語るにはまだ時が必要だろう。

 ここからは他では語られていない裏事情やその背景、経緯を記すことになる。有料会員でその内容を知った人々には、決して他言することなく、胸の中にそっとしまっておいてほしい。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、2522文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
指名手配中に相次ぐ射殺事件の深層―神戸山口組から離脱した絆會の悲劇
サポートメンバー限定
【検証】なぜ、名門だった二代目宅見組は神戸山口組へと参画したのか?
サポートメンバー限定
阿部慎之助元巨人軍監督・暴行容疑での逮捕はやはり適切だった !?
サポートメンバー限定
中田組長無罪判決確定――山口組分裂問題で神戸山口組に参画し、一躍脚光を...
サポートメンバー限定
阿部慎之助監督騒動で思い出された、あの「悪名」
サポートメンバー限定
なぜ神戸山口組はここまで衰退したのかー二審も中田組長に無罪判決
サポートメンバー限定
【述懐】山口組分裂問題でマシンガンの凶弾に倒れた神戸山口組系組長の肖像...
サポートメンバー限定
パランティアが創る世界—民主主義の終焉とAI世界の誕生