「演歌界のドン」「氷川きよしの育ての親」…私が見た長良じゅん社長の素顔【芸能記者歴40年・本多圭】
“演歌のドン”として氷川きよしを育て、日本レコード大賞の裏側を知り尽くした長良プロダクション創業者・長良じゅん。2012年、ハワイでの急逝から13年が過ぎた今も、その影響力と人脈は芸能史の深層に刻まれている。六本木の高級クラブを舞台にした接待術、スキャンダル対策、タレントを守るための奔走――記者として接した数々の現場から、知られざる長良じゅんの実像に迫る。
UL編集部
2025.11.21
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人気演歌歌手・氷川きよしの芸能界の育ての親として知られ、“演歌のドン”と呼ばれた『長良プロダクション』の長良じゅんさん(本名・神林義忠、享年74)が2012年5月2日、旅行先のハワイのゴルフ場で不慮の死を遂げてから、13年の歳月が流れた。
私は、長良さんの訃報を、孫を連れて『鴨川シーワールド』(千葉県鴨川市)に向かう電車の中で受けた。まさか、長良さんがゴルフ場で事故死? 孫たちには気の毒だったが、『鴨川シーワールド』に行っても、ショックのあまり上の空だった。それほど長良さんの存在は、芸能界を取材するにあたって、インパクトがあった。