「生きて帰ってこられんと思うわ」20年の服役を終えた極道はなぜ再び銃弾を放ったのか? 猫組長が耳にした“黄昏の言葉”【伝説のヤクザ・亀谷容疑者の軌跡④】
2002年の八重洲富士屋ホテル事件から24年。20年の服役を経て社会へ戻った亀谷直人容疑者が、密かに抱え込んでいた「思い」とは何だったのか。猫組長をはじめとする関係者の証言から浮かび上がるのは、大手メディアが決して書けない「凶悪」とされる極道の素顔だ。そして、そもそも、なぜ彼は再び「拳銃」を手にすることができたのか――沈黙を破り放たれた“最期の銃弾”の真相とは?
UL編集部
2026.10.19
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2026年9月30日、神戸の事件現場
2002年に起きた八重洲富士屋ホテル前路上での発砲事件で懲役20年を務め終えた亀谷直人容疑者は、社会へと復帰したあと、もしかすると最期の散り場所を探していたのかもしれない。
2002年11月に起きた富士屋ホテル前路上発砲事件と、2026年9月30日に発生した神戸連続発砲事件――。二つの事件で計2人が死亡し、2人が重傷を負うこととなった。
世間の常識から見れば、その凄惨な犯行からも亀谷直人容疑者に対するイメージは「凶暴そのもの」だろう。
しかし、必ずしもあらゆる面でそうだったわけではない。そう語るのは、亀谷容疑者を昔からよく知る、作家でジャーナリストとして活躍する猫組長だ。頭に血が上りやすい反面、律儀なくらい義理堅くもあったというのだ。
神戸連続発砲事件が起きるわずか2カ月前のこと。亀谷容疑者は、猫組長に気兼ねなく、このような電話を入れている。